今年考えていこうと思っているテーマは「人の情報のためかた」について。
情報の種類、情報はどうやってたまっていくか、更新される(置き換えられる)情報と加えられる情報、情報がたまったときの優先度、たまった情報の探し方と閲覧(ブラウジング)、情報の見つけ方、などを体系化してみたいと思います。
ウェブサイトの設計(情報アーキテクチャ設計)においては、コンテンツの属性情報とユーザーのニーズに従って内容を整理、階層化しています。現在のところ、僕自身が用いている主な情報は単純化すると以下のものです。
コンテンツの属性情報
- 更新される情報(差し替えられる情報)
- 追加される情報
- その他(一般的な情報)
ユーザーの属性
- ユーザーの種類
- ユーザーの状況
これらに従って、必要なコンテンツ(内容)や機能を決めて、サイト構造の中に配置していきます。
一般にはこれらのユーザー、コンテンツに加えてビジネス要件やサイトの状況(=context)がサイト設計の三要素となります。
このユーザーとコンテンツを結びつける部分がサイト設計の腕の見せ所ですが、この部分のプロセスはまだ研究途中の分野です。ここに対して「人が情報をどうためて、それをどう再利用するのか」という観点からまとめていきたいと思っています。といって現時点(06年1月6日時点)では、まだめどはたっていませんが、ちょっとづつ議論をしていってみたいと思います。
以下参考情報
- Ambient Findability
- CcheckPad
- Remember The Milk
- BackpackIt
- DEVONthink
- Hog Bay Notebook
- OmniOutliner Pro