blogは日本語教育にいいと思う。
日本ではちゃんとした作文の教育がなされていないために、大人でもまともな文章が書けないことが多い。いわゆるプレゼンテーションの場では、MS PowerPointなどを使ってそれっぽい箇条書きの項目を並べたりして、説明をするとなんとなくそれっぽいが、実は30分も話して何も言っていないことが多い。それというのもちゃんとした文章を構成して書くトレーニングをしていないからだ。
blogを書くときには、ある特定の小さなトピックで、しかもタイトルを付けて文章を書くことになる。
しかも単なる日記と違って「他人に見られる」ことを前提とする。なので、各文章も当然一つ一つがあることについて独立して成り立つようになっているはずだ。たぶんうまくかけていない文章を自分で後で見直してみると「うーん」と納得できると思う。
blog以前には実はそういう機会は日本人にはあまり与えられていなかったように思う。
あと、重要なトピックはタイトルをつける、ってこと。
これは実は詩を書くような、自分の言いたいことを一言でまとめて言う、って言うことなので、いわゆるコピーライティングのトレーニングにもなる。
というわけで、初等教育(成人教育?)にblogを導入すると日本人の表現能力が上がると思われる。