パターンランゲージについてのテキストとetoさんのメモ
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/transl/?UsingPatternLanguagesForOOP
http://eto.com/d/PatternMatters.html
「パターン」と「ライブラリ」との本質的な相違について触れている。
etoさんは、
「ある特定の問題に対処する方法を考える際、
その問題が持つ背景を一番よく理解しているのは、
実際にその問題にむかっている人であると考えられる。
そうなのであれば、そのシステムは、
その問題にむかっている人こそが設計するべきである。」
というたとえを用いている。
ここで重要なのは、パターンは入力と出力が定義された便利なブラックボックスではなくて、思考過程のパターンであ、るということだろう。
各パターンには、問題、問題が発生する状況の概要、そして(最も重要な)その状況下で有効なソリューションが記述されている。
「オブジェクト指向プログラムのためのパターン言語の使用」より
ここから、パターンの学習にはプロセスの経験的理解や、パターンの「外部」の自覚などが必須であると考えられる。
神話的アプローチというのはこの部分に対して有効であると感じている。