081231: just born

前日見たダークナイトがおもしろかったなと思いながら起きる。

今日は昼に自転車で代々木に移動し、306を代々木から家に移動させて、その後雪見鍋年越し会だなと計画を立てていたら、奥さんが陣痛のようなものが来ているという。
とうとうプレ陣痛が来たか、と話しながら、1時間くらいしてもおさまらないので、病院に連絡、一応診察してもらうことにする。

病院に向かうが、奥さんはなにか予感したのか、出産入院セット荷物を持っていくという。
病院はクルマで5分のところなので、あっという間に着く。
クルマから病院まで動くのも一苦労でつらいようだ。

早速診察してもらうと、本当の陣痛だったらしく、入院と相成る。
入院セットを持ってきておいてよかった。
出産は今日(大晦日)か明日(元旦)になるでしょう、と言われる。

心の準備はできていないが、祖父が大晦日生まれだったので、大晦日に産まれること自体はあまり驚かなかった。
しいて言えば正月に産まれるってのはめでたすぎやしないか?という程度。

早速部屋が用意され、荷物を納める。
陣痛は厳しそうだが、手を握ってあげるくらいしかやれることはなく、一度クルマを移動させに家に戻る。

2時頃、自転車で代々木に移動し、代々木から306を運転し自宅へ。
正月休みで帰省しているお隣さんの駐車場をちょっと拝借。

遅い昼飯でも食べようか、と冷蔵庫を物色しようとすると病院から電話「分娩室に入りました。何分でこれますか?」「え?30分、いや10分で」このとき3時25分

クルマを出す時間も惜しいので慌てて自転車で病院へ向かう。
一方通行もあるから自転車の方が早い。

病院へ行くともう分娩室に入っている。
「立ち会いますか?」と聞かれ「せっかくなので」と実に消極的に立ち会うことにする。

することもないので、リクエストされていたポカリにストローをさして、いきみの合間合間に飲ませる役目。

本格的にいきみがはじまり、次第にあかちゃんが出てきている様子。
(ちなみに本人がナースコールした際には「いきみたいです!」と言ったらしい)
なかなか出てこないようにも思えたが、数えてみるとだいたい10数回くらいのいきみタイミング(っていうの?)を終えると、紫色の赤ちゃんがでてきた。
予告通り女の子。
時間は4時20分。
かなりスピード出産だった様子。

赤ちゃんは、出てくるやいなやみゃーみゃー泣きだした。
産まれたばかりなのに髪の毛がいっぱい生えていてる(産まれたときは髪の毛はないものと思い込んでいた)。

ここで一度僕は退室。
ロビーで待つ。

その間にうちの実家と奥さんの実家とに連絡。
どちらにも一度昼には連絡していたが、今晩産まれるかも、という連絡だったので、まさかもう産まれたとは誰も思っていなかった。

後産処理を待ち、分娩室へ戻る。

赤ちゃんをウォーマーからお母さんの隣に乗せ、初おっぱい。
まだすい方がわからないみたいだけど、開けた口に乳首をあてがうと、いっちょうまえに吸い出した。

まだ顔を拭いてあげただけで髪の毛も固まっているけど、血色は産まれた直後の紫色から人間色に変わってきている。

考えてみるとこうやって出産に立ち会うってのは女性であってもたいていは主体者なわけで、あまり客観的に見ることはできず、確かに貴重な体験であった。

ようやく病室へ移り、チコさんと美子さんが早速お見舞いに来てくれた。
まだ首が据わっておらず、本人もなにがなんだかわからない様子(奥さんも)。

と、慌ただしいまま面会時間は終了し、ちょっと延長してもらったけど8時半頃家に戻り年越し。

ローストビーフ

いつもクリスマスの時期になるとローストビーフを作るのだが、一昨年にオーブンを使わず鍋だけで作ったとき以外は火が通りすぎてしまっている。

underconcept >> 061224|ローストビーフ

昨年のクリスマスにも作ったら、火を通しすぎてしまったので今年はレアを心がける。昨日買って午前中に冷蔵庫からだしておいた牛ロース430gに塩たっぷ りと黒胡椒をまぶす。オリーブオイルをすり込んでしばらく放置。ルクルーゼの小鍋(18cm)がちょうどよいサイズだったので、オリーブオイルとバターを どっさりと入れて強火で煮る。あつくなったところに肉を放り込むと高温の油で肉にすぐに焼き色がつく。すかさずタマネギ半分のスライスと冷蔵庫に残ってい た白ワインとを鍋に加え、フタをして15分くらい弱火で加熱。肉だけ取り出してホイルに包んで20分くらいなじませる。

今年は上海に移住した天才UXモデラーとジョージくん夫妻がやってくるので1.5Kgくらいで仕込んだ。

オージービーフもも肉にフライパンで表面に焼き色をつけ、170℃のオーブンで約40分。若干弱火のつもりだったんだけど、やはり火が通りすぎた。

思うにオーブン(デロンギの電気オーブン)が小さいので、火が肉に近く、熱しすぎてしまうのではないか?確かに、シフォンケーキをよく作る妻も加熱時間を短めにするって言っていた。思うに、というか気づくのが遅すぎた。

ということで、悔しいので年内にもう一度挑戦しよう。

今年の収穫は、ウスターソースもどきがうまく作れたこと。肉を焼くときにオーブンにいっしょに入れたにんじん、タマネギ、パセリ、ニンニクをフライパンに上げて、赤ワインを注いで煮詰める。これに肉を落ち着かせるときに出る知るも加えてさらに煮詰める。これが実に美味であった。

別にバルサミコ酢を煮詰めてバター、粒マスタードを加えたソースも作ったが、どっちもおいしかった(最終的には合わせました)。

DropBox活用メモ

DropBoxが大変便利なのでメモを残しておく。
(DropBoxがなにかは調べてみてください)

  1. 自分で複数のマシンを使う場合
    メール等用のサブノートマシンと、がっちり作業用の大きめディスプレイのマシンを併用する場合。
    これまでは、サブノートにでかディスプレイをつないだり、コピーして作業していたのだが、どちらで作業しても最新ファイルにアクセスできるので便利。
    さらにその状況を家でも会社でも実現できる。
    (会社だけならファイルサーバでできていたわけですが)
  2. 資料や原稿などを共同で作成している場合
    言わずもがなですが、分担作業時のファイル置き場問題は大きく解決する。
    下手をすると途中作業ファイルが膨大にできてしまう。
  3. 自分の分散バックアップ
    物理的にも(家、会社、DropBoxサーバ、サブノートマシン)、複数箇所にデータが残るのはありがたい。

「封筒でいいです」チェック

Amazonから段ボールで作られた封筒入りで本が届いた。

1冊ならべつにこれでいいので、1冊でもでかい段ボールにラップされて届くことも多い(CD/DVDも)。

で、別に僕は本は読めればいいのだが、隣の美子氏から写真集とかであればきれいなものがほしいものだ、との指摘を受けた。まあ、もっともだ。

しかしながら、本屋でもし絶版本がぼろぼろで売られていたらためらいながら買うであろう。

で、思ったのは、きれいな状態でほしいか、多少汚れていてもいいか選ぶチェック。

書籍封筒とかでいいから50円引きとか(その際クレームは無効)。

まあ、いろいろ問題もありそうだが、Amazon段ボールは処理にも困るのでねえ。

Eye-Fi日本発売

いよいよ日本でも正式に発売される。

Eye-Fiジャパン、「Eye-Fi Share」を年内に国内発売
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2008/11/12/9625.html

Eye-Fiジャパンは12日、公式Webサイトをオープンし「Eye-Fi Share」(2GB)を年内に発売すると発表した。価格は未定。

これまでは、というか、これまで買った人は、

なお平行輸入、個人輸入などで流通している英語版のEye-Fiカードは、日本での技術認証を受けていない製品となる。同社では「国内で使用した場合、電波法に抵触する可能性がある」と警告している。

というリスクを冒していたわけだが、今後は普通に買えるので普及する可能性がある。

のだが、米国で発売された当時、100ドルくらいの価格は、「若干割高なSDカード」くらいの値段だったが、2GBのSDが500円で買える今となっては、無線でアップできる付加価値にいくら払うか、という勝負になる。

というのがネックではあるのだが、撮るやいなやアップされるのは大変新鮮な体験なので、ぜひためしてください。

あとは、Y!BBとか、そういったホットスポットにつなげられる機能があれば完璧なんだけどね。

Web Directions East 08

世界的なカンファレンスであるWeb Directionsの初のアジア開催である、Web Directions Eastにて講演を行ってきました。

今回のテーマは、現在吉田望氏と研究中である、企業ブランドと情報アーキテクチャの関係について。

吉田氏の分析による企業ブランドと商品ブランドの類型化と、それをエンタープライズ情報アーキテクチャとして実現するためのパターン、加わる要因軸について分析を行った結果を話しました。

これがなかなかおもしろいネタなのです。

で、カンファレンス後のパーティでは、Clearlef社主催するをAndy Budd氏と盛り上がりました。

内容はIAサミットでもよく話題になる、日/欧米のデザイン比較とその要因ついて。

こちらもいくつかおもしろい研究テーマが見つかったので、内容をまとめて、次回のIAサミットで話そうと思っています。

また、彼らが主催する、UX Londonカンファレンスでも、その話をさせてもらえるかもしれないので、その時は、同時期(ちょうどUX Londonの後)にある、HCII 2009(Human Computer Interaction International)(こちらではHuman Centered Design事例について話します)とハシゴになる予定です。

世界一周だな。

2008-11-07 10:12:21 +0900

写真はJohn Allsopp氏によるオープニング

芋煮会開催

またまたなぜか当日のアナウンスですが、本日多摩川河川にて(最寄り駅東急田園都市線二子新地)芋煮会を開催します。

作り組は11時くらいからスタート。食べ組は12時頃から食べられる予定。

飛び入り参加OKですので、お時間ある方、近所の方はぜひいらしてください。

芋煮会 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%8B%E7%85%AE%E4%BC%9A

Web Directions Eastプレイベント

当日の告知でなんですが、本日Web Directions Eastというイベントのプレイベントとして、情報アーキテクチャの入門について話すことになりました(今日決まったわけではないですが)。

■日時:2008年10月22日19:00〜20:00
■場所:アップルストア銀座
■タイトル:「なぜ、ウェブサイトに情報アークテクチャは必要なのか?」
■スピーカー:長谷川敦士

空きはあるようなので、お時間ある方はいらしてみてください。

ちなみに、Web Directions East本編(11/7〜11/9)では、エンタープライズ情報アーキテクチャと企業ブランド戦略の関係に迫ります。

お楽しみに。

出入国自動化ゲート

便利なのにあまり誰も使っていない出入国自動化ゲート

自動化ゲートの運用について(お知らせ)
http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan63.html

これは、出入国ゲート(一人一人パスポートを見せるやつ)で、人と対話することなく指紋認識と顔認識で通過できるようになるシステム。

対人ゲートが10個くらいあっと、自動化ゲートは一つしかないのだが、認知度の低さからか誰も使っていないので全く並ばないでよい。

その場で申請して、というかその場で申請しかできないのだが、その場で使えるようになるので、海外へ行かれる方はぜひお試しください。