最近カレーが簡単に作れることがわかったので、食べたくなったらすぐカレー、のメニュー。
月別アーカイブ: 2009年4月
焼き餃子
インタラクションデザインの教科書
先日安藤博士と山崎さん@アドビとの議論にもあったように、インタラクションデザインエンジニアリングの教育プログラムというものがどこでどのように行われているのか把握できておらず、調べねばと思っていた矢先に、@enjojiくんがよさげな本を買ってきてくれた。
Designing for the Digital Age: How to Create Human–Centered Products and Services
ざざっとみたところ、リサーチ、モデリングからスケッチやストーリーボードによってコンセプトを固めていく手法などまでがまとめられている。単なる概念の部分だけでなく、具体的なGUI仕様の設計に落とし込む流れが表現されており、教科書として良さそうな印象を受ける。
CHIのinteractionsがおもしろい
SIGCHIの雑誌「interactions」が前の2009年1/2月号から編集方針が変わったらしい。
AdaptivePathやJump Associatesの記事やら、ノーマンの記事やら、新しいメソッドや理論の枠組みなどが載っていて読んでいて面白い。
blogで見たことがあるような記事もあるが、このクオリティでまとめられていると、雑誌として読み応えがある。
たとえて言うならHarvard Business Review(英語版)?
そういえば、今号のHBRは、Semantic Webの話なんかも載っていたな。
いつのまにか、学会誌も面白くなっていた。
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless (P‐Vine Books)
「通常、レコードを作るときは、中音域を抑え、高音域と低音域とを上げることで、よりスウィートな響きにしようとする。さらにステレオ・セパレーションやリヴァーブ、アンビエンスなどを駆使して、よりハイファイなサウンドに仕立てあげる。そうやってビッグな、空間的広がりのあるサウンドを求めることが多い。でも、ぼくが録音したものは、ほとんどモノラルだった。『スーン』はモノラルだし、『トゥ・ヒア・ノウズ・ホエン』もモノラル。ステレオ・セパレーションのかけらもない。(略)」
「ぼくにとって重要だったのは、ギターをサウンドの中央で爆発させること。あとは、コーラスとかのモジュレーション・エフェクトを避けること。つまり、コーラス、フランジャー、フェイザーといったエフェクター類の使用や、機械的なサウンド・モジュレーションは徹底的に廃した。(略)」
対価性の放棄と得られるもの
書物について(内田樹の研究室)
http://blog.tatsuru.com/2009/04/05_0820.phpなぜ私たちが「膨大な量の読書」を望むかといえば、それだけが高いリテラシーを涵養する唯一の方法だからである。
そして高いリテラシーを涵養することを願うのはそれによって読書から無限の快楽を引き出すことが可能になるからである。
だとすれば、無償で読めるテクストが量的に増大することは、リテラシーの高い読者を生み出すことに資することはあっても、それを妨げることになるはずはない。
著作権と書かれたモノの対価を巡る議論。
音楽業界はMy Spaceなどのインディペンデントな方向性と、おまけの着メロのような客寄せノベルティな方向性の二極化が激しい。
blogが書いて発表する敷居を下げたように、音楽もMTRが安くなったと思ったらハードディスクレコーディングが簡単にできるようになって、15年前に数百万かかっていた機材が一台のノートPCに数万円のUSBインターフェイスをつければ可能になった。そこに、My Spaceという流通の場もできた。好きな人が「その気になれば」いくらでもで発表もできるし、お金をかけないで入手もできる。
と、状況を比べながら考えていたが、やはり世の中「その気になる」人が少ないのだろうか。
スペアリブのBBQ
AV機器レンタルという選択
iTSCOMというケーブルテレビを使っている(視聴している)のだが、セットトップボックス(STB)つまり受信機をレンタル、という形態で使っている。
まあ、ケーブルテレビを解約したら使えなくなるから、そういうオプションがあると思うのだが、そのSTBはいまやHDD内蔵、DVDレコーダー内蔵、そしてデュアルチューナー内蔵、とちょっとしたものになっている(もちろん地デジチューナー内蔵)。
iTSCOM.net |セットトップボックス
http://www.itscom.net/cabletv/big/stb.html
我が家にはいわゆるテレビがなく、プロジェクターに映し出すしかできないため、チューナー機能が必要でCATVに加入し、STBをレンタルしてるという事情もあるのだが、にしても、メディア書き出し機能はさておき、この録画機能というものは、一度買ってしまうとけっこうなスピードで容量が増えていくため、このレンタルで常に最新の容量のものにチェンジ、ってのは実は結構最適解な気がしている。
もちろん、自分でHDDを換装したり、手作り系のものでやるっていうのもありなのだが、正直いちいちそのトレンドを追っているのも大変だったり、ものすごくおまじない的な手順をふまないと機能が使えなかったりしがちなので、一般的におすすめはできない。
で、月々数千円のこのSTB費用は、考え方では分割して支払っているということも言える。
と考えると約1年前に250GB HDD付きのHDDを借りているので、2、3万円くらいそれに支払っていることになる。
今度500GB HDD+DVDレコーダつきのやつも加わったのでそれにチェンジ、しようとしているのだが、それが月3000円くらいだっとしても、、まあ、2年くらい使ってもまだ安いともいえる。
と、絶対値としてもお得な気もするのだが、なにより、精神衛生上「買い時」に関してあまり気を遣わなくなると言うのが大きい。
そして、なにより大きいのが、すでに自分のなかの価値として(=家庭内財務上の項目として)このSTBはサービス費用としてしか認識されていない。まあ、会社の財務なんかだと別にリースにするのは普通にやられるが、個人財務のなかにこの感覚が入ってきているのがちょっとした発見だった。
ちなみにうちでは、AVアンプというものに、チューナーやらゲーム機(たち)やら、アナログプレイヤーやらがつないであり、そこから古いサンスイのアンプ(シゲからの借り物)を通じてスピーカーを駆動している。
こういったハブがあると、いろいろと便利なわけだが、そういったことを考えると早いところAV機器のIFはHDMIで統一され、シンプルかつ確実になっていただければと思ってやまないわけです。
(現時点ではHDMIはHD画像+デジタル音声を一度に扱える規格であるが、デジタルコピー制限でいろいろと制約がきびしいのです)