UDSにて比嘉さんと第三回ミーティング。
間取りの全体プランの確定と、個々の箇所の仕様を具体的な見積額とつきあわせながら検討する。全体間取り図とそれぞれの方向から見た棚の設計図、設備の見積もり、いくつかの選択肢の内容をもらう。
まずは、キッチンの仕様。ekrea、 トーヨーキッチンそれぞれの見積もりプランを見るとekreaがわりとよさそう。トーヨーキッチンはPROTOという既製品を使うパターンとTAVOとい うスケルトンを使うパターン。PROTOはカスタマイズできないばかりでなく、結局高くなる、というパターン。TAVOの場合、シンクがでかい、ステンレ スの質が高いのはポイントが高いが、かっこよすぎなところがある。ekreaはまだショールームを見ていないが、質に問題がなければここがよさそう。
レイアウトがもっとも検討が必要な箇所だが、アイランド部にシンク、壁部にコンロが妥当であろう。壁側の収納計画はこちらの想定と比嘉さんの想定とがほぼいっしょだった。食器棚、パントリーの引き出し類をどう作るかが悩みどころ。
コンロはekreaの見積もりではリンナイの4つ口を前提にしているが、これをスタンドアロン式のオーブン付きのものにする案も捨てがたい。が、いま使っているデロンギの電気オーブンはちょっと小さいっちゃ小さいが足りてるの。コスト的に見合っていそうなので、見積もり通り壁側はコンロ付きのワークトップでいいのかもしれない。
フローリング、天井、壁などを検討。フローリングは部屋の雰囲気を決めるが、いまいちイメージを決めきれない。いろいろイメージを伝えていくとチーク系の濃い色、というのが有力。天井は当初むき出しにしようと思っていたが、配管などでレベルがばらばらになりそうなので、張ることに。最終的な天井高は2m85cmくらいになりそう。
続いてコストがかかるのがエアコン。デフォルトプランではリビングに1台だったが、これを2台に。寝室は北側のテラスに面しているので、配管用の穴だけ開けておいてもらって電気屋で3万円くらいのものをつけることにした。ユーティリティスペースは、もともと3畳くらいの場所でエアコンまではいらななそうなので、除湿機をおくことに。据え置き型にするか買って置くかは保留。
トイレ、洗面所、風呂はもちろん要望がないわけではないがそーんなにプライオリティを上げていないので基本プランの設備のままでいけそう。風呂はこだわりたいっちゃあこだわりたいが、今回地下住居で外に面していないので、1618と大きさがある程度確保できるのでミニマムプランで行くことにする。住宅設計においては「あれもこれも」と要望を上げていくと「どれも」ということになる。そもそもこだわりがあるから自分で設計をするわけだが、ほんとプライオリティ、という言葉が意味をもってくる。
同じように悩ましいのがリビング‐ダイニングの窓。ダイニング部が5m×2.6m、リビング部が3m×2.6mの開口になる。窓を全部開けたいがそれをやるとコストもかかるし、窓を閉めたときにわく部分が目立ってしまう。中央をはめ殺しにして両脇をあけるのがよさそうだが、やっぱりこれだけ開口があると全開にもしたくなる。
年末で家のモノのサイズを測って、それぞれのの収納への要求事項としてまとめる宿題をだされた。
最後にUDSのサンプルルームでいろいろ見学。