午前、新潮社さんのご厚意で茨城にある最新の倉庫の見学に行く。
配送センターと返本の集荷センターとが合わさった、画期的な倉庫。
大量の本が整理整頓され棚に積まれ、フチコマみたいな専用ロボット「スカイラブ」が注文に応じて出荷用の棚にそれらを移していく。
言葉で言うと簡単だが、この過程を経ないと我々のてもとに本は届かない。
目の前にある(見えないところにはもっといっぱいある)ものすごい質量を見ながら、グーテンベルグの活版印刷に始まる書籍の歴史は、こういった流通プロセスの発展とともに具体化したんだなあと感慨深くなる。