月別アーカイブ: 2006年11月

061129

午前新プロジェクトのミーティング@西麻布。その後汐留に移動して別プロジェクトのミーティング。

Apple Storeに寄って、MacBook Proの外部ドライブを認識しない問題を見てもらう。外付けHDDにシステムをインストールしてそこから起動するとコピーはできそう。内蔵ディスクはかなりローレベルから問題があるようで、開いたフォルダのフィアルが消えたりする状態。怖い。

HDDを買って、会社に戻り、システムをインストールしようとするが、うまくいかない。しかたがないのでネットワーク経由でファイルをコピーし、もういちどApple Storeに予約をいれる。以前のマシンで作業。

Apple Storeに行ってみると、Intelマックでは外部ディスクを起動ドライブにするときに設定が必要だった。うーん、さきに言ってくれよ。

会社に戻り、別のディスクにデータをコピー。なんだかわけがわからなくなってきた。

翌日の提案書の内容を上さんと打ち合わせて、帰宅。

061127

眠い目をこすりながら午前はモトスケとプロジェクトの検討、その後税理士の古舘先生、親会社のアレフゼロ役員も交えて決算まとめ。やはり金曜と同様の会社の営業パターン等についての検討。モトスケと軽くラップアップしてファミマの肉まんをかじりながら汐留まで移動して定例ミーティング。ユーザー像、課題等についてだいぶまとまった。会社に戻り別件の社内定例の後、怒濤の作業。なんとか3時頃には終わらせて帰宅。風呂に入ってしばらく書いていなかったblogを書いて(これから)就寝。明日は10時から打ち合わせ。。。

061126

昼前に起きて昨日のドライカレーの残りでカレーチャーハンを作る。洗い物が散乱していて途方に暮れる。とりあえず、洗濯から。次に寝室掃除。で、洗い物に手をつける。会社でモトスケとミーティングする予定だったが、大雅君からお呼びがかかる。めでたそうだったので、山田屋のふうき豆と昨日信濃屋で買った紹興酒、作りたてのひよこ豆のペーストを持参して参上。大雅宅ではトムヤムクンと豚肉の炒め、ニョッキをごちそうになる。大変美味でした。食後にふうき豆をいただく。めでたい話の方は大雅君岡本先生がめでたく入籍したとのこと。おめでとー。やはりここでも家談義になりつつ深夜までくつろぐ。家に帰ってから朝まで(やはり住宅関係の)仕事。5時頃就寝。

061125

11時に建築家の比嘉さんが来るのでほぼ寝る間もなく置き、掃除したり食事の準備。献立はドライカレー(勝木嬢)、ラムチョップ、株のポタージュ、つけあわせ何皿か。比嘉さんとは11時から7時まで打ち合わせ。昨日伊東屋で見た高いメジャーを比嘉さんも使っていた。欲しくなった(笑)。

その後久々に会った浦野くんたちと米沢屋で肉を喰らう。肉も豪快だが払いも豪快。うちに移動し飲み直し。ワインを何本か。住宅設計の話を浦野君にして、浦野物欲に火をつける。ごめんね浦野君。

061124

午前役員会。06年度上半期の決算報告。営業の体質について検討を行う。

午後は作業を黙々と。いよいよMacBook Proが調子が悪いので、いろいろなところに問い合わせるも結局ジーニアスバーに持ち込むのが良さそう。で、6時頃渋谷アップルストアへ。こういうときアップルストアが近いのは便利。1時間くらいみてもらい、結局トップは交換、不調対策としてメモリ×2、VRAM、ロジックボード、HDD、AirMacカード、を変えてみて検討することに。ってほぼ底板と液晶とキーボード以外ぜんとっかえ。部品を発注する。ビックカメラでExpressCard対応のモデムを買ったら登録で1時間かかるとのこと。なんと、これなら先に行っておけばよかった。後の祭りなので珉珉で羊の炒めと餃子とご飯を食べて、ポールスミスでシャツを買う。
モデムをゲットして会社に戻ると、りえぞうがおいしいシチューを作って待っていた!しまった食べてくるんじゃなかった、と思いながらもボジョレーをあけながらおいしくいただく。クリスマスっぽい味で美味であった。その後また仕事。4時頃帰宅。

061123

水曜の後に急に訪れたお休み。3日しか会社に出ていないのに休みなのでタイミングが狂う。

昨日クルマを会社に置いてきたので、バスにて街に出る。渋谷伊東屋でファイル購入。「保証書収納用ファイル」なるものを探すも見つからず。そういうのはハンズか。メジャーを買おうと思ったら3000円もすることを知る。高いのね。

会社によってクルマを回収。風邪っぽくてあまり具合がよくないので寄り道せずまっすぐ信濃屋へ。食材、保存食、アルコール類を購入。どっさり買った。夕食は勝木嬢が豚のココナッツミルク煮なるものを作ってくれる。それらを食べながら初めて「24」を見始める。展開は意表を突いたりつかなかったりだが、時間がリアルタイム進行なので続けて見るのに向いている。4〜5本見たあたりで(劇中は朝の4時くらい)いまが深夜な錯覚を起こすが実はまだ10時。へんな感じ。12時くらいに切り上げて就寝。

061122

風邪で調子が悪い。昼に景気づけにシゲちゃんとほぼ半年ぶりにらすたに。ひさびさにいったらつけ麺やら杏仁豆腐やらメニューが増えていた。午後は粛々と作業。

晩は堀田さんのところに来ていた花房さんを交えて、ピザを食べながら引き続きボジョレーヌーヴォー祝賀会。今日は、サントリーさんにいただいた限定生産のセレクションプリュス2006をいただく。これはボジョレーヌーヴォーっぽくない。味が複雑で、ベリーの香りがすごくする。昨日はボジョレーヴィラージュヌーヴォーとボジョレーヌーヴォーの区別かがつかなかったスタッフもあきらかに違いがわかる。その後ボジョレーのお隣マコネー地方のマコンヴィラージュヌーヴォーもいただく。こちらはシャルドネなのに甘くまろやか。やはりフレッシュ。こうやって毎晩飲み比べると味がよくわかってとてもおもしろい。

サントリー|ボジョレーヌーヴォー2006

ちなみに今日はシャツがボジョレーヌーヴォーボトル柄とおそろいでした。

061105: さらば香港

今日で最終日。といいながらも午前の便なので今日はほとんどなにもできない。つまり移動日。

しかしながら、実は僕は旅行のなかで、移動という行為がすごく好きだ。特に移動のためにトランジットで立ち寄る空港というのが好きだ。この、特にその場所には目的がなくて、おまけなのにいろいろ見られる、のがいいのかもしれない。過日カナダへ出張へ行った際も、(これは望んでではないのだが)飛行機が関空経由になってしまい、面倒は面倒なのだが羽田発で海外へ向かう、ということや、関空自体の訪問はけっこう楽しかった。まあ、関空自体はなんの変哲もなくてつまらなかったんだけど。

これまでも学生時代にすこしでも旅費を安くするためにマレーシアエアーを使って、クアラルンプールに1日滞在したり、アエロフロートでモスクワ空港を見学したりと何カ所か立ち寄ったが、けっこう楽しんで立ち寄っていたと思う。これは今も変わらない(費用より時間を優先すべき局面は増えているけど)。

香港は、チェックアウトした後タクシーで香港駅へ移動。そこで、Airport Expressという電車のチケットを買って、その場で航空機のチェックイン。Airport Expressを使う人だけチェックインできるとのこと。カウンターでエコノミープラス(エコノミー以上ビジネス未満)へのアップグレードを交渉したら難なくOK。預ける荷物はないので、チェックイン後エレベーターで電車ホームへ移動し、20分ほど電車に乗って空港へ。空港もホームから降りるともうそのフロアが空港のチェックインカウンターフロアになっている。チェックインはすんでいるのでそのまま通り過ぎて入国審査も同じフロアで完了。このあたり、新宿駅→成田空港駅→成田空港内チェックインカウンターへ、の流れに比べると実に動線設計が考えられている。成田も関空もこのあたりありえないくらい複雑だ。羽田は国内線オンリーと言うことでかろうじてシンプル。

空港内で朝食をとり搭乗ゲートへ。ここでなぜか荷物を全部開けさせられてチェック。液体ものはもちろんだめだが、着替えや土産の袋まで全部開封させられた。SOHOで買った瀬戸物は厳重に梱包されていたので、わざわざX線を当ててチェックする念の入れよう。おかげで時間ぎりぎりでした。

帰りの飛行機ではパイレーツオブカリビアンの続編を見る。つ、つまらん。。。どうなってるの?

成田に着くと、ちょうど新宿行きの成田エクスプレスが行ったばっかりで1時間待ち。なのでバスで新宿へ行き、会社によってから帰宅。家で米を炊いて出かける前に凍らせた秋刀魚を解凍してナンプラー煮にしていただく。

061104: 香港滞在3日目

昨日朝食にお粥を食べ損ねたので、前日目星をつけていた露天のお粥屋へ。僕はモツ粥、連れ合いはピータンお粥、それに揚げパンと肉入り腸粉(米クレープ)。驚くことにモツ粥は4種類くらいのモツが全部入っていた。臭みはほとんどなくてお粥自体にダシとして味がついている。ピータン粥はすんなり劇ウマ。両方とも15$HK(=230円くらい)。こんなお粥なら毎朝食べたい。

満足した後、若干迷ったが、上環へ移動しフェリーに乗ってマカオへ。

マカオ(Flickr) >>

マカオは予想していたこぢんまりとした島ではまったくなくて、巨大カジノホテルが連なるところだった。港に着いた段階ではまったく島、という感じではなくて、たとえていうならアトランティックシティーの港のような感じ(たとえになっていないが)。あるいは雰囲気的には伊東のあたりみたいな感じ。

タクシーに乗ろうとするがあまりにも怪しいのでバスにする。余談だが、香港滞在中はあきらかに怪しいタクシーが多く、わりと公共機関を多様した。ちょっとでも広東語が話せると違うらしいが、タクシー運転手は意図的なのか英語を解さない人も多かった。そのまま観光のメッカであるセドナ広場へ。セドナ広場は小汚くした代官山アドレス前みたいな感じ。そこからとことこ歩いて散策する。

街は驚くほどフォトジェニックで、晴れ渡った天気もあってかいちいち絵になる。町並みの特徴としては話に聞いていたほど統治元であるポルトガル風建築という感じではないが、なぜかどの家も雀の涙ほどのベランダに柵がついていて、いちいちかわいい。道も、これはヨーロッパの影響なのかもしれないが、石畳が基本になっていて、そこに3,4階建ての家が並び、道という道が路地のようになっている。ふつうに道を歩いていても見る風景見る風景切り取って写真にしておきたくなる。街の人々は広東人の人が多いのだが、香港に比べると喧噪の具合が全然おだやかで、みなかならずご飯を食べているか麻雀をしている。

小一時間くらい散策して、昼食。麺屋でジャージャー麺を頼むと、日本の(仙台の)ジャジャ麺とは全く違って、細麺に肉あんがかかった麺。焼きそばっぽい印象。またバスに乗り、フェリーに乗って上環へ戻る。

中環へ移動し、町中を貫くエレベーターに乗ってSOHO(なにがSOHOなのかわからんけど)
へ。途中英国風カフェで紅茶を飲み、はじめてここが元英国領であったことを思い出す。それくらい街に英国の影響は残っていない。露店を見ながらぶらぶらし、そのまま尖沙咀へ戻り、今日は広東料理レストランへ。が、広東料理の神髄のフカヒレやら燕の巣やらには手が出ず、わりと普通の料理にまた紹興酒。一度ホテルへ戻り疲れた相方を残し、夜の露店街へ。昨日の朝市の町並みは夜には偽物市場ともいえる露店街へと変わっていた。翡翠(一個10HK$くらい)やら、偽物時計やら、値切ってなんぼの縁日みたいな活気。その周りには昼間はこぢんまりと店内で営業をしていた食べ物屋たちが、店の数倍にも場所を広げて満ちいっぱいに営業している。そこには西洋人東洋人が入り交じっておいしそうに飲んで食べている。さっきいった高級(っぽい)広東料理レストランよりあきらかにおいしそう。しまった、こっちで食べればよかった。今度香港に来たらもうガイドブックに載っている店には行かないでこういうところで食べ尽くせばいいや。

ホテルに戻り、荷造りをして就寝。

061103: 香港滞在2日目

香港について一日目。今回は無目的かつうまいものでも食えれば、的なお気軽モードなので、早速朝食にうまいものを探しに出かける。ホテルから数ブロック離れたNathan St.東、Jordan Rd.北あたりの裏道に入る(廟街夜市:Temple St. Night Marketが開かれるあたり)。粥か麺と思っていたとところで麺屋に遭遇。そこで蛋の字をたよりにえいと注文してみたら、スパム+目玉焼き麺だった。。。うう、上から2段目にあったのでもうちょっとふつうのものかと思っていたけど。。。味はそうぞう通りスパム味。まあ、よくいえばスパムの油分がだしになっている。スパム自体はきらいじゃないので、まずはぜんぶ食す。食後にスープに机にあったXO醤を入れてみたら味がまとまった気がする。

腹ごなしに歩くと、裏通りで朝市が開かれていた。怒鳴り声とともにほうぼうで肉切り包丁で肉をさばき、1メートル以上もある名も知れぬ魚が解体されていく。見たこともない、あるいは見覚えはあるが知っている大きさとは違う野菜たちがどんどん買われていく。この活気が観光客も訪れる日本でいえば銀座通りのほんの数百メートル裏でくりひろげられている。まったく声がでかくないと生きていけない街だ。

香港朝市(Flickr) >>

歩いて南下して九龍公園へ。その後九龍城砦跡地のエリアへ(正確には九龍公園が跡地なわけだが)。このあたりの歴史的背景をまったく知らずに来ているのが後に、「転がる香港に苔は生えない」でいろいろと学ぶ。このときは、その雑然感に活気を感じるにとどまる。たとえて言うと歌舞伎町。

ここでうまれて初めてマッサージをいろいろとやってもらう。結論からいうとあまりマッサージは必要ない体かもしれない。今度は鍼とかお灸とかやってみたい(純粋に興味から)。

続いてせっかく香港に来たのだからと尖沙咀へ飲茶だろうとガイド片手に店に入るもランチタイムを過ぎていてNG、Star Houseにある別の店を紹介してもらう。で、Jade Restaurantというところに入り点心いろいろいただく。お茶(何も言わなかったのでジャスミン茶が出てきた)をがぶがぶ飲みながら比較的安い点心を食べるのは昼食としてはバランスもとれていていい風習だな。そのまま隣接するショッピングモールに行き、相方の衣類等を購入。

食後に上環へ移動、古物商街を散策しようとするもわりと閉店気味。が、街は九龍ほど殺伐としていなくかつ中環ほど近代化していなく、バランスがとれている感じ。渋谷でなくて新宿副都心でなくて、恵比寿、という感じかなあ。そのまま中環へ移動して観光客モード全開でPeak Tram(山頂鉄道)に乗り、The Peak(太平山頂)へ。Peak Tramはヒモで引かれて上るケーブルカーなのだが、ありえないくらい急な勾配を上る(いま調べたら最大27度)。山頂は思ったほど混んでおらず驚いたことに一大ショッピングモールが広がっている。そしてみんなそこで食事買い物にいそしんでいる。夜景は密集した街を高所から見下ろす場所の利でほんときれいでした。人工物みたい。

関係ないが「人がいっぱいいること」はずっと「混んでいる」と書くものだと思っていたが、「込んでいる」 でもよいらしい。「込んでいる」は間違いだと思っていた。

山から下りて尖沙咀へ戻り、ホテル近くの上海料理レストランへ。ちょうど上海蟹の時期なので、上海蟹を蒸していただく。料理は他に小エビを蒸したもの、野菜の塩炒め(なんの野菜か失念)、野菜そば。小エビ蒸し(塩味)が飽きないおいしさだった。もちろん上海蟹はおいしさが凝縮されていてふつうにたべる蟹とは比べられないおいしさ。干し梅を浸した紹興酒が進む進む。

歩いてホテルに戻ってすぐに就寝。