ここ数年、MacOSXを使っているが、ファイルシステムはFinderはほとんどつかっていなく、LaunchBarというキーボードからダイレクトにファイルやブックマークを呼び出すアプリを使っている。
これを使って、たとえばプロジェクトのドキュメントだったら、Command+ESC(LaunchBarの呼び出し)→「work」と叩いて/home/hase/Documents/work/を呼び出し、LaunchBar上で下位階層へ移動し、ドキュメントを選択する、というフロー。
LaunchBarはアクションも対応しているので、デスクトップ上でなにかフィアルを選んでおいて、Command+ESC→「data」 →Command+D(アクションの呼び出し)→Move to “data”を選択、とやると、ファイルを移動できる。
また、直接Googleを呼んで(Command+ESC→「google」)、フォームを表示させ(「Space」)、キーワードを入力したり、自分でテンプレートをいじってAmazonやWikipediaもこっから直接呼んでいる(もちろんクエリー込みで)。
ファイル自体を直接探したいときはSpotlight。こちらは、Ctrl+Spaceで呼び出し、キーワードを入力するとそのキーワードを含んだドキュメント(含むメール)を直接呼べる。
と、ディレクトリを直接下っていったり、どのディレクトリだっけ?という探し方が飛躍的に減った。
以前、 ファイルシステムの構成はツリーではなく、タグ型的な、ということを書いたのだが、タグといわずともわりと同じようなことは実現できている。
逆に、プロジェクトごと、といった単位でフォルダに入れておくことで、まとまった単位で バックアップをとったりそういった運用上は便利だ。これが全部プレーンに置かれているファイルシステムだと全部まとめて常に持ち歩かねばならなくなってしまう(ちなみにいまの僕の「全ファイル(除く辞書や他人の作ったデータ)」は200GBくらいで、そもそも今使っているPowerBookのHDD(100GB)に入らない。
過渡的な使い方ではあると思われるが、わりといまは快適。