書店、レコード屋というのは店に入った瞬間何を買おうとしていたか完全に忘れてしまう。ここまでしっかりと忘れられるのはむしろ禅の境地に近い感覚を覚える。
他にもスーパーや身の回りのものなども、買い物に行くたびに「買い物メモ」がないとなにを買ったらよいか忘れてしまう、と思っていたが、最近のマーケティング科学によると買い物メモがあるほうが多く買ってしまうらしい。
書店、レコード屋というのは店に入った瞬間何を買おうとしていたか完全に忘れてしまう。ここまでしっかりと忘れられるのはむしろ禅の境地に近い感覚を覚える。
他にもスーパーや身の回りのものなども、買い物に行くたびに「買い物メモ」がないとなにを買ったらよいか忘れてしまう、と思っていたが、最近のマーケティング科学によると買い物メモがあるほうが多く買ってしまうらしい。
定期的に開催している情報アーキテクトの勉強会。今年からトピックを絞り込んで議論を明確にする方針。
続きを読む
WebサイトはHTMLで記述されたドキュメントで各ページのソースコードはHTMLタグで記述されている。もともとウェブ黎明期においては各ページの内容はそれぞれ独立したドキュメントで、それらのページがハイパーリンクと呼ばれるページ間リンクによって接続されていることがウェブの大きな特長としてなっていた。CSS、XHTML等によってページ内の論理構造、意味の定義がなされるようになった今も、リンクがリンク表現というフォーマットで記載されるというルールは変わっていない。このことは、Webサイトのソースをぱっと見てそれぞれのリンクを区別できないということだ。このため、サイトのHTML一式があっても、意図した動線計画を正確には抽出することはできないことを意味する。これは設計→実装において情報が失われたり、あるいは新しい情報が付加されたりしてしまっていることを意味する。
実装されたものから設計時の意図を抽出するためには、設計意図が実装指示に1対1に対応している必要がある。このことがナビゲーションの種類を類型化し、定義づける一つの目的となる。
しかし、それ以上に純粋に要求事項をどういったかたちで実現すれば問題は解決されるのか、どの問題がどういうやりかたで解決できるのかがものすごく不明瞭な状況にあることが問題だ。
また、これは別の観点からの話になるのでここでは詳しく述べないが、通常ユーザーインターフェイスの設計においては「一貫性」が大きな意味を持つ。設計時に定義すべき要素があらかじめ明示化されることによって、自動的にこの一貫性は保たれるため、いわゆる「ユーザービリティ」についてもこの類型化は役に立つ。
ということでこのドキュメントではWebサイトにおけるナビゲーションのパターンを類型化し定義した。
続きを読む