昨年のIAサミットで予告されていたものの、いつのまにか出ていた情報アーキテクチャ関係の(一応)バイブル通称シロクマ本の第三版。
Information Architecture for the World Wide Web, Peter Morville, Louis Rosenfeld
年末に買ったもののまだ読んでいませんが、タグとかファインダビリティとか扱っている、と表紙に書かれています。
必要とあらば読書会でもやりましょうか?>IAs
昨年のIAサミットで予告されていたものの、いつのまにか出ていた情報アーキテクチャ関係の(一応)バイブル通称シロクマ本の第三版。
Information Architecture for the World Wide Web, Peter Morville, Louis Rosenfeld
年末に買ったもののまだ読んでいませんが、タグとかファインダビリティとか扱っている、と表紙に書かれています。
必要とあらば読書会でもやりましょうか?>IAs
思い出したようにまたFlickrを使い出すようになって、これまでiPhotoから数枚ずつ選んでアップしていたのが、撮った写真をある程度まとめて全部アップするようになった。Flickrのマイページ
となると、ローカルで整理するiPhotoやアップするFlickrのUIについていろいろ見えてきたのでメモ(長いです)。
(本当はMacBook Proを買ってAperture試用版もいれてみたのでそっちのUIも見たいんだけど、買ってすぐに修理になってまだ戻ってきていないのでそちらは後日)
新聞サイトやウェブマガジンはRSS経由で読むことが多いが、RSSはブラウザ(SafariやFirefox)から呼び出しているので、一つのニュースを選ぶとサイトに移動することになる。
そこから記事を読んでいくわけだが、基本的な読み方は左手でコマンドキーを押しながら、気になったリンクを全部押していく。つまりタブでニュースを開いていく。
で、ひとつひとつニュースを読んで、読み終わったものを閉じて、次に移動する。その際、他人に送ろう、とかソーシャルブックマークに残そう、とかいうアクションはそれぞれのタブ内で行う。読むのに時間がかかりそうだったり、後で読もうというものは、そのままタブを残しておいたり、あとで読むで自分宛に送っておいたりする。
と、タブを活用した見方をするので、PC内では、ニュースサイトや、やっている一連のタスクごとに別ウインドウが立ち上がって、それぞれのウインドウごとに「ニュース閲覧」だったり、「Basecampでのプロジェクト管理」だったり、「買い物」だったりとタスクにわかれることになる。
これはこれで有効に活用できているのだが、サイト設計者としては、ニュースなどのコンテンツサイトで、「目次(インデクス)=トップページ」と「個々の内容」ページとがこういう形で読むことがベストの形になっていることにもどかしさを感じている。
形としては、インデクスが常時固定で表示されていて、内容が切り替わる、という、フレーム全盛時代によくあった形態が最適かとも思うが、(単なるSEOという意味ではなくて)検索エンジンによってサイトを探す、というスタイルが一般的ないまの状況では、技術的にその部分が解決されているものがあってもいいと思う。
CMSによって一括でナビゲーション部分だけサイト内で共通に、ということが一番いま行われている策だと思うが(Yahoo!ニュースの右側のインデクスなど)、結局これは量を表示できないので全体のインデクスにはならない。
ニュースという情報は「無限の情報から目的を持った探索」によって探されるものではなく、「媒体編集者の意図に沿って有限の情報を読む」ものであると思う。
もちろんGoogleニュースのように、特定のトピックのニュースを媒体を超えて自分で深掘りする自由を我々は得たが、それもきっかけとしては「ニュースを作り出している」媒体の編集者達(含むテレビニュース)からのインデクスに頼っている。
たぶん、「検索するときのキーワードを考えるリテラシー」とも関わった、あたらしいものの見方が必要となるのではないかと思っている。
ニュースの構造を考えた上で、あたらしい情報アーキテクチャを考えていってみたい。
タグに限らずものを片付けた場所とか、フォルダ名とか自分が変わっていくと名前の付け方が変わる。
タグについては体系と思わずに思ったキーワードをつけていたのだが、どうやら「後で読もう系(ソーシャルブックマーク)」「その分野の写真がとりたまった(Flickr)」時につけてるタグの体系が変わっている。
これって、系の管理者の分類の限界が個人にたらいまわしされてきたということか。
泣く子も黙らし飛ぶ鳥も落とす勢いのmixiだが、UIでずっと気になっていることがあるので記しておく(色使いの話は置いておいて)。
結論からいくと「ローカルナビゲーションの表現がよくない。誰に対してのアクションかを明示しよう。」
SEO, Information Architecture and Interface Design
”SEOに一番重要な部分は情報アーキテクチャだ。”
– Shari Thurow
いやまったくその通り。
まっとうなサイト内での情報構造(階層構造、カテゴリ。ラベリング)に勝るものはないです。
サイト構築に関わる人(企業側、設計側両方とも)は、小手先のSEO対策にだまされないようにしてほしいものです。
新しいCMS導入の際にはSEOプロを評価のために入れろとありますが、これもチェック観点があれば逆にプロジェクトメンバーが評価したほうがよいような気もするなあ。
近藤君と福田君との会話より。
folksによるtaxonomy=folksonomyは情報アーキテクトであるThomas Vander Wal氏による命名であるが、谷口君のバカ地図プロジェクトのような「(folksによる)投稿を編集したもの」は果たしてfolksonomyなのだろうか?
本日届いた本。わりとウェブ業界の人に役立ちそうなのでご紹介。
Designing Interfaces – Jenifer Tidwell
O’Reilly
¥5,286 (US$49.95)
昨年スピーカーをやったソシオメディア主催のDESIGN IT!カンファレンスが今年も開催され、昨日行ってきました。
パターンランゲージについてのテキストとetoさんのメモ
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/transl/?UsingPatternLanguagesForOOP
http://eto.com/d/PatternMatters.html