自分の歴代キーボードについて考えてみた。覚えている限りだけど。
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「concept」カテゴリーアーカイブ
接続性
桁の疑問
例えば、1000引く880は120。でも220でも正しいような気もしてしまう。桁は人工的なんだなーと感じる。
仏像
美術館に吉野・熊野・高野の名宝展を見に行った。行く前は高野の場所もおぼつかなかったがぜひとも現地に行きたいと思うまでに至った。
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blogとWikiとbbsについての覚え書き
Wiki:構造を持ったドキュメント
- できるところから内容をたしていく
- 項目作成=ページ作成
- ミクロ的に構造を規定していく。つまり改変はミクロ、マクロな視点での閲覧には向かない。
blog:トピックに基づいた時系列ドキュメント
- 時系列の逐次追加型ドキュメント
- 設計時に規定する「カテゴリ」
- blog間のリンク構造があらかじめ定義済み
bbs:時系列+スレッドドキュメント
- 特定のトピックにまつわる「スレッド」が構造
- スレッドは2chがたと通常のスレッド型BBS型とがある
まとめ:
ナビゲーションの7要素で指摘したかったのは、a hrefで記述されるリンクに意味情報が持たされていなかった点。blogはトラックバックという限定された相互リンク機能でこの問題を回避している。
blogの普及は、フォーマットの規定(=限定)が執筆者のコミットの敷居を下げることを意味している?
ワークフローと行為
ポストイットフリーク
ペーパープロトタイピングの本の作者も言っていたが、僕はかなりのPost-It好きである。
3M社の株を買った方がよいと思う。
現時点でのPost-Itの使い方をここに記す。
- ノートのしおりとして(半透明フィルム型)
メインに使っているハードカバーノートで、先々参照するであろうと思われるページにしおり代わりに。 - 暫定的なメモ用に(正方形ノート型)
そのノートに書き記すんだけど、あとで別なところに転記しそうだったりするときにノート型のものに書く。 - プラニングしているときのアイデアとして(正方形ノート型)
主にブレスト時に。一枚一アイデアでなるべく簡潔に書く。ペンは太めで、離れても読めるように。複数の人でやるときは、ペンの色を変える。 - サイト設計時のページ配置(罫線つきノート型)
ウェブサイトの設計時に、ページ単位になりそうなものをとりあえず書き記してみて、配置する。ハイレベルインフォメーションアーキテクチャと呼ばれるサイト概要はこれをベースに作られる。 - ミーティングのホワイトボードとして(イーゼル型)
A1くらいの大きさの特大ポストイットを壁にばんばん貼って、ミーティング時のホワイトボードに。プロジェクトコード、日付、連番を必ず記す。途中でも終わってからでもデジカメで撮影。300万画素程度のデジカメなら細かい字でも問題なく残せる。むしろスキャナつきホワイトボードより表現力は高い。 - ロディアのNo.11ノート
サブノート/To Doノートとして使っているロディアNo.11に「貼ってはがせるのり(通称なんでもポストイットのり)」を塗ってポストイットとして使う。
その他のノートとの併用については別エントリで。
「ファイル」の存在
デジカメで画像を撮影する。
使い道は、閲覧(満足、記録)、blogに貼り付ける、人に送る、etc…
識別子としてのファイル名はいるかもしれないけど、例えば紙焼きの写真では一枚一枚に固有名はない。デジカメで撮影後に利用のためにコンバートしたり、どこかに格納したり、はたまた自分のPictureフォルダに入れたり、とはなんと非生産的なことよ、と思った次第。
しかし、ネガフィルムにせよポジフィルムにせよ、管理がなっていない自分にとっては、残っているだけまだましか。
ワイヤレスマウス
現実のメタファーを利用していたつもりがいつのまにかメタファーの対象になっている。
bluetoothのopticalマウスを使っている。
ふと気がつくとそこにはマウスをマウスたらしめた「しっぽ」がない。
もともと裏返したトラックボールであった名残のボールもない。
そこにあるのは白いおまんじゅうのような丸い物体だけ。
僕はマウスの幻影、比喩としてのマウスを使っていることに気付いた。
タイプライターの延長としてのダム端末由来のキーボード、コードのないマウス。
コマンドラインライクなテキストエディタ。
ことばの問題なのかもしれないけれど、
いま起こっていることも、ちょっと前に起こったことの積み重ねだということ。