投稿者「Atsushi」のアーカイブ

Atsushi について

Information Architect

061020

自転車で大手町へ行き、WFPと触れる地球連動企画のミーティング。7時くらいに表参道で大雅くんと待ち合わせて飯。いろいろ相談。その後大雅くんにコンセント分室をお披露目する。大雅くん姉が翌日結婚式でカメラが必要とのことで、ウチに来てもらい、デジ一眼を貸す。

061019

午前〜昼過ぎはデスクトップミュージアムの企画。昼飯はひさびさにサブウェイのサンドイッチ。午後からクライアントミーティングへ。晩飯はホッタさんと代々木のインドカレー。

061018

午前、一件クライアントミーティング。ちょっと小休止していたプロジェクトについてクライアント内でいったんまとめた内容をオリエンしてもらうが、いっぱいっぱいで昼飯の時間もとれず、そのまま別のミーティングへ。次のミーティングは、やはりプロジェクト定義の段階なので、話は広がる。ミーティング終了後、とんかつを食べて会社に戻る。会社でごりごり仕事。

061017

午前クライアントミーティング。ブレストモードで来年の施策検討を行う。昼に岩佐さんといろいろ相談。鉄板焼き屋で定食。うまし。その後会社に戻り、一件イントラサイトについての相談を受ける。イントラサイトは難易度が高いので大変です。かつ、ユーザーのことは社内の人の方がよくわかっているわけで、ユーザーのこと、社内の情報をどうやってちゃんと整理するか、がポイントになる。

夕食何食べたか失念。

061016

朝食を近くのサンマルクカフェにてとり、移動してプレゼン。企画はかなり大胆なので、反応はちょっと読めない。なかなかよい企画だと思うのでぜひ実現したし。

その後、京極へ移動し、目についたたこ焼き屋にて、オムソバ定食、たこ焼き(単体)を頼む。オムソバ定食にもたこ焼きが入っていたので、たこ焼き+焼きそば+おにぎりと炭水化物オンパレード。向かい側のおじちゃんはコップで日本酒飲んでるし(時間は1時半)、予想通りディープな世界。

新幹線で東京へ戻り、社内打ち合わせなど。

061015

日曜。翌日大阪でプレゼンがあり、今日は大阪泊なので、わさわさと起きだしちょっと遠出する。新幹線で新大阪を越えて、神戸を過ぎて、岡山も過ぎて、福山で下車。福山という地名ははじめて知ったが、ここは広島県。まだ見ぬ岡山もさらりと通り越してしまった。駅を出て、地方都市然とした風景の中でなぜかたこ焼きを購入、それを持ってトヨタレンタリースへ。ヴィッツ1,000ccを借りる。レンタカーオフィスのお姉さんにここから、目的地のしまなみ海峡、そして尾道のあたりでなにかおいしいものはありますかね、と尋ねると「広島までいけばお好み焼きがあるですけど、このへんはないですねえ。」なんと、いや、なにかはあるだろうに、まあ食い倒れというつもりでもないので、まあいいかと、たこ焼きを助手席に積んで一路広島と愛媛をつなぐしまなみ海峡の亀老山展望台へと向かう。
車載のカーナビのデータが古く、しまなみ道路を途中でおろされて、思わぬ島巡りをしつつ、約1時間で展望台へ。

先日話を聞いた隈さんの設計となる、塔を建てるのではなく、小山を作った展望台。思ったより小さいかなと思いつつ、できている小山は人工で作ったとは思えず、どう見ても風景と同化している。ユーザーインターフェイスの世界では、究極のインターフェイスは透明になるという言葉がある。これは目的の達成のために、効率化され尽くした結果、ほんとに目的の達成だけが残って、媒体となるインターフェイスはあたかも空気のようにその存在を消してしまうということだ。この建築は、外から見てはおろか、その内部に入っても建築物としての存在を消してしまっている。おそらく、言われなければこれが建築とはだれも気づかず、「単に山を掘ったもの」と思うのであろう。建築には機能だけではなく、モニュメントとしての意味、象徴としての役割もあるがこういう見えない建築を実感して親しみがわく。

その後尾道へ。 尾道ラーメンを食べた。

大阪へ移動し、ホテル入り。後藤さん、安部さんと待ち合わせて軽く飲んで就寝。

061014

思うところあり今日から日記をつけはじめてみることにする(正確に言うと書いているのは翌日)。
朝食にオムレツとサラダ、シリアルを食べていったん会社へ。途中でマップカメラに寄り、先日D80(デジタル一眼)を購入した当初の目的でもある、魚眼レンズ購入。さっそく会社に戻りつけてみる。F2.8なのでまずまずの明るさと、この独特の視界感覚がたのしい。しばらくはD80のほうはこれをつけっぱなしでいようと思う(が近々オークションで24mm F2.8を購入する予定)。カメラをいじっていたため仕事はあまりはかどらず、明日からの大阪出張の合間にもちこすことになりそう。
いったん家に帰り、尚明くん結婚パーティへ向かう。本牧の三渓園内の鶴翔閣にて。三渓園は明治神宮と似た雰囲気を感じた。これは空気なのか、あるいは明治の庭作りのパターンなのか興味がある。元原家邸宅である鶴翔閣も広間からの景観がデザインされた素敵な場所で、パーティが始まる頃には日が暮れてしまい庭は楽しめなかったがこんどはぜひ明るいときに訪れたい。
パーティはとてもよくできていて、このパッケージで式をプロデュースしたら売れると思います>尚明くん。まずプロジェクターに映し出されたオリジナルの年表写真ビューアーが素敵これだけでも商品化できそう。新郎新婦のこれまでの写真に合わせてそのときの友人のスピーチが繰り広げられ、聞く方も話す人の立ち位置がよくわかるので楽しめた。最後には新郎が新婦をはじめてデートに誘うときの記録映像を編集したドキュメンタリードラマ。よくこんな映像撮っていたなという驚きと、ナレーションを含めたテンポよい編集でとても楽しめる映像になっていた。尚明くんと沙弥香さんほんとにおめでとう。

新聞サイトのナビゲーション

新聞サイトやウェブマガジンはRSS経由で読むことが多いが、RSSはブラウザ(SafariやFirefox)から呼び出しているので、一つのニュースを選ぶとサイトに移動することになる。

そこから記事を読んでいくわけだが、基本的な読み方は左手でコマンドキーを押しながら、気になったリンクを全部押していく。つまりタブでニュースを開いていく。

で、ひとつひとつニュースを読んで、読み終わったものを閉じて、次に移動する。その際、他人に送ろう、とかソーシャルブックマークに残そう、とかいうアクションはそれぞれのタブ内で行う。読むのに時間がかかりそうだったり、後で読もうというものは、そのままタブを残しておいたり、あとで読むで自分宛に送っておいたりする。

と、タブを活用した見方をするので、PC内では、ニュースサイトや、やっている一連のタスクごとに別ウインドウが立ち上がって、それぞれのウインドウごとに「ニュース閲覧」だったり、「Basecampでのプロジェクト管理」だったり、「買い物」だったりとタスクにわかれることになる。

これはこれで有効に活用できているのだが、サイト設計者としては、ニュースなどのコンテンツサイトで、「目次(インデクス)=トップページ」と「個々の内容」ページとがこういう形で読むことがベストの形になっていることにもどかしさを感じている。

形としては、インデクスが常時固定で表示されていて、内容が切り替わる、という、フレーム全盛時代によくあった形態が最適かとも思うが、(単なるSEOという意味ではなくて)検索エンジンによってサイトを探す、というスタイルが一般的ないまの状況では、技術的にその部分が解決されているものがあってもいいと思う。

CMSによって一括でナビゲーション部分だけサイト内で共通に、ということが一番いま行われている策だと思うが(Yahoo!ニュースの右側のインデクスなど)、結局これは量を表示できないので全体のインデクスにはならない。

ニュースという情報は「無限の情報から目的を持った探索」によって探されるものではなく、「媒体編集者の意図に沿って有限の情報を読む」ものであると思う。

もちろんGoogleニュースのように、特定のトピックのニュースを媒体を超えて自分で深掘りする自由を我々は得たが、それもきっかけとしては「ニュースを作り出している」媒体の編集者達(含むテレビニュース)からのインデクスに頼っている。
たぶん、「検索するときのキーワードを考えるリテラシー」とも関わった、あたらしいものの見方が必要となるのではないかと思っている。

ニュースの構造を考えた上で、あたらしい情報アーキテクチャを考えていってみたい。

BumpTop 3D Desktop

BumpTop 3D Desktop
http://www.youtube.com/watch?v=M0ODskdEPnQ

なかなかよくできたインターフェイス。
が、どうしてもこういうのを見ると、物理的な側面をなぞっているだけで、OSとかの本質を生かしていないなあと思う。ぱっと思いつくところで実現されていないOSのインターフェイスとしては、

  • バージョン管理、履歴管理
  • ラベル、属性、その他分類によるグルーピングとその管理

をきちんと生かせるグラフィカルユーザーインターフェイスは作れないものだろうか?

インテリア検討時の些末だけれど新しい概念

  1. 携帯電話の場所
    家の中で携帯電話をどこに置くのか。充電する場所だけど、家にいるときはどこからでも聞こえる必要がある。
  2. PCサーバの場所
    たぶん今後どの家にもサーバ的マシンが置かれるようになると思う。テレビを撮りためるとか、iTunesのサーバとか、写真保管とか。だと家にもサーバルームが必要になるんだろうか。
    今後家庭内ではLANは無線化すると思われるので、おそらく家に到達しているLANの入り口まわりに全部集中することになるだろう。バックアップ関係もここで。できればネットワークバックアップしたい。
  3. デジカメとかの置き場所
    あきらかに昔の趣味性が強いカメラよりは貴重品レベルは下がると思われるが、PC(もしくはそれに代わるなにか)と定期的につなぐだろうし、なによりバッテリの充電をまめにしなければならない。
  4. ゲーム機の場所
    ゲーム機と一緒にテレビにコンテンツを映すPCもだが、従来のオーディオビジュアル機器よりはソフトの交換や、操作するキーボードやコントローラーがあるぶんだけ手元に近くなる。
  5. ケーブル類の保管場所
    PCや情報プロダクトが増えると、それにともなってUSBケーブルとかマニュアルとかがどんどん増える。ちなみに我が家では音楽関係も含めるとケーブル類(使わなくなったACアダプトとかも含む)だけでおよそ10箱くらいある(古い機材とかデバイス類はまあ、普通はとっておかないだろうからここでは含まない)。全部接続が無線化するとほとんどいらなくなるはず。
  6. その他電源周り
    上記以外にも、やれオーディオやらiPodの充電器やら、ベッドサイドのオーディオやら、時計やらなにやらで電源コンセントまわりがヘビーになりがち。それぞれの機器は自分のサイズを小さくするためにACアダプタを外付けにしている。そのせいで電源コンセントまわりにはACアダプタがごっそりたまることになる。

といったあたりの設備は、趣味性でレベル差こそあれ、標準的な装備になるんじゃないだろうかと思われる。一部のマンションとかではあるていど考慮に入っているものもあるけど、痛い設備をがっつりと導入しちゃっているところもおおい。建築家の方、ぜひ構造設計、動線設計の際にご一考くださいませ。

(とはいえ、この先50年と考えるとどうなっているかは自信がない。個人向け核融合電源とかが普及するとかわるだろうね)