ドイツのShape ServicesからIM+ for Skypeという紛らわしい名前のアプリが発表された。
早速試用。
当然、「iPhoneでSkypeができるの?」と思い、Skype Outで電話をかけてみたが、どうにもiPhoneから音が聞こえる兆しがない。
かつ、なぜか自分の電話番号を入力する必要があり、そして、自分の電話番号にも着信がある。
と、そこでようやくからくりが判明。
これは、iPhoneでSkypeができるWebアプリ、ではなく、
「iPhone上からSkypeすると、自分のiPhoneにコールバックして疑似Skypeができる」というものだった。
つまり、日本でiPhoneを電話として使えていない状況だと、「自分の番号」欄にはたとえば携帯の番号をいれておくと、
- Skypeから相手の番号を選ぶ
- 相手の番号が鳴る
- 次に自分の設定した番号(この場合自分の携帯)が鳴る
- 通話できる
という仕組み。
下記ニュースは機能を誤解している?
「iPhoneでSkype通話」が可能に——独企業から新アプリ – ITmedia News
独SHAPE Servicesが、携帯のブラウザからSkype通話ができるアプリケーション「IM+ for Skype」のiPhone対応版をリリースした。
モバイル向けソフトの独SHAPE Servicesは8月13日、「IM+ for Skype」のiPhone向けβ版の提供を開始した。iPhoneのタッチスクリーン用に設計されたアプリケーションで、ブラウザ「Safari」を経由して利用できる。
IM+ for Skypeは、携帯端末のブラウザ経由でSkypeサービスにアクセスできるアプリケーション。有料のSkypeOutのアカウントを使って固定電話や携 帯電話に電話をかけることができるほか、「Skype Unlimited」や「Skype Pro」などのプランを使った通話も可能。Wi-FiでもEDGEでも利用可能。
IM+ for Skypeは、既にBlackBerryやWindows Mobile Pocket PC、Palm OS、Symbian、J2ME対応端末をサポートしている。価格はバージョンによって異なり、BlackBerry版が25ドル、Windows Mobile版が19.95ドルなど。iPhone向けβ版は、期間限定の無料提供となっている。